5月も終わり、若葉の緑もしだいに色濃くなってきました。
四季折々の草花を眺めていると、心が休まりますね。
今回は、そんな”植物と花と人を繋げる”園芸療法士さんをご紹介します。
皆さんは「園芸療法」をご存知ですか?
草花や野菜などの園芸植物や、身の回りにある自然とのかかわりを通して、心の健康、体の健康、社会生活における健康の回復を図る療法だそうです。
今年の1月から園芸療法士として、当院に来られた月生 神奈(ガッショウ カンナ)さん
「園芸療法士ってなんだろう・・・」と調べていくうちに「園芸療法士になりたい!」
と思ったそうです。
そんな月生さんに、園芸療法士ってどんなお仕事?魅力はどこ?好きなお花は?など、お話しを聞いてみました。
利用者さんと一緒に植物を育て、楽しみながら心と体のリハビリを行います。
「昔、ガーデニングをやっていた」と嬉しそうにお話しされる方もいらっしゃいます。自分でお世話をした花がきれいに咲いたり、新しい芽が出たりすると、皆さんとても生き生きとした笑顔で喜ばれます。
利用者さんと一緒に育てた色とりどりの草花があることで、施設全体も明るくしていけたらいいですね。
好きな花は、うーーーん…1つですよね?んー…コスモス。私が秋生まれなことと、コスモスの色が好きなんです。」
とてもニコニコ、明るくお話ししてくださいました。
最後に、今後どんな園芸療法士さんになりたいですか?と尋ねると
園芸を通して、利用者さんと笑顔や癒される時間を作れる、親しみのある園芸療法士になりたいです。
朗らかな笑顔が印象的でした。
日々、植物に触れ育てることで、四季の移り変わりを感じ成長を楽しみにする。
皆さん、忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、身近にある草花に目を向けて癒されてみてはいかがでしょうか。